大阪府警は4日、9月下旬に和歌山県内の阪和自動車道で発生した銃撃事件に使われたとみられるクルマを吹田市内で発見していたことを明らかにした。車内からは銃撃に使われた金属弾や、盗難されたとみられるナンバープレートも発見されている。
大阪府警・吹田署によると、クルマが発見されたのは3日午前。「吹田市津雲台付近の市道に不審なクルマが路上駐車されていて、通行の妨げになっている」との通報が寄せられた。
放置されていたのは9月下旬に京都府内で盗難されたトヨタ『クラウン』のステーションワゴンタイプ。車内からはこのクルマのナンバープレートと、大阪府内で盗まれた他のクルマのナンバープレートも発見。さらにはベアリング用とみられる金属弾19個も発見されている。
クルマの特徴は和歌山県内での銃撃事件に使用されたものに酷似しており、警察では事件に関連があるものとみて捜査を開始している。