乗用車用タイヤ空気圧モニタリングシステム…横浜ゴム

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横浜ゴムは、独自開発した乗用車用TPMS(Tire Pressure Monitoring System)である『AIR watch』(エアーウォッチ)を、11日よりYFCを通じて日本国内向けに300セット限定発売した。

AIR watchは、すでに販売しているトラック・バス用TPMSである「HiTES」(ハイテス)の技術を応用し、乗用車向けに開発した商品。国内規格によると、従来製品はアンテナの設置および受信器から表示器までの配線の煩わしさから、取り付け作業に時間が掛かるという問題があったが、AIR watchはこの作業性の問題を大きく改善した。

AIR watchは、HiTESで培った技術により高感度の受信器(表示器と一体)ひとつとフロントウィンドウに貼り付ける専用フィルムアンテナの開発により、4輪それぞれのタイヤから送られる4つの空気圧データを、1アンテナ1受信器で受信することを可能とした。

このため、取り付けに掛かる作業効率が大幅に改善され、ETCの取り付けと同程度の作業で取り付けられる。センサユニットを接着するために専用開発した「AIR watch専用接着剤」は300km/hでのレーシング走行にも耐えうる。

価格は7万1400円。

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