大阪府警は7日、クルマに寝泊りをしながら関西圏を中心に車上荒らしや自動販売機荒らしを繰り返していたとして、22歳の男ら8人を窃盗容疑で逮捕した。被害総額は約800万円で、盗んだ金は食費やガソリン代に充てていたとみられている。
大阪府警・箕面署によると、窃盗容疑で逮捕された8人は今年2月ごろから、大阪や兵庫、京都、滋賀の4府県をクルマで行脚し、深夜から未明に掛けての間に月極め駐車場などに侵入。カーナビや現金などを盗み出していた疑いがもたれている。
グループは盗んだ金を食費やガソリン代に充てながら移動。車内で寝泊りをしながら犯行を繰り返していた。車上荒らしの他にも、現場周辺では自動販売機荒らしや店舗荒らしなども発生していた。
被害件数は約600件で、被害総額は約800万円となっている。警察では逮捕した8人を厳しく追及。盗んだ商品をどのようにして現金化していたのかについても調べを進める方針だ。