デンソーの子会社で自動車などの制御ソフトを手がけるデンソーテクノ(太田信義社長、愛知県名古屋市)は12日、フィリピンにソフトウェアの開発会社を設立したと発表した。06年末までに自動車などに組みこむソフトの設計・製作を開始する。
新会社「デンソーテクノフィリピン」は、資本金4500万フィリピンペソ(約9000万円)で設立した。デンソーグループの海外ソフト開発会社としては2社目となる。
フィリピンにはソフトウェア分野で優秀な人材が豊富なことから開発拠点として活用することにした。従業員は08年に110人とする計画だ。