林道から150m転落、2人死亡

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9日、富山県富山市内の山間部を通る林道から乗用車が転落する事故が起きた。警察や消防が捜索に当たったが、乗車していた2人の男女は、大破したクルマの車体とともに翌朝までに遺体で発見されている。

富山県警・富山南署によると、事故が起きたのは9日の午後5時ごろ。富山市有峰付近の林道をバイクで走行していた男性から「後ろを走っていた乗用車が路外に逸脱し、崖から転落した」との通報が消防に寄せられた。

警察と消防が捜索に当たったところ、10日朝までに林道から150m下の斜面で55歳の男性と大破したクルマを、林道から120m下の崖で立ち木に引っかかるように倒れている54歳の女性を発見した。2人も発見当時すでに死亡しており、直接の死因は首の骨折だったことが後に確認されている。

現場の林道は幅員3m程度。崖側にもガードレールの設置はなく、コンクリート製のブロックが点在しているのみで、車両の転落防止策はほとんどなされていなかった。クルマは緩やかな下り右カーブでスピードを出しすぎ、曲がりきれないまま道路から逸脱、転落していったらしい。

《石田真一》

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