横浜市の中心部で信号機が突然倒壊…

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10日、神奈川県横浜市中区内で、信号機を固定している鉄柱が倒壊し、4車線の道路をすべて塞ぐというトラブルが起きた。歩行者や通行中のクルマ、周辺の建物などに被害は無かったが、現場は昼過ぎまで通行止めや車線規制が行われた。

神奈川県警・加賀町署によると、トラブルが起きたのは10日の午前8時55分ごろ。横浜市中区新山下1丁目付近の市道を通行中のドライバーなどから「信号機を固定している鉄柱が倒れて道路を塞いでいる」との通報が寄せられた。

同署員が現場に急行すると、信号機を吊るした鉄柱が完全に倒壊しており、片側2車線(上下4車線)の道路を完全に塞いでいた。当日は休日で交通量が少なく、幸いにも人的や物的な被害は確認されなかった。だが、平日の同時間帯は交通量も多く、タイミングがずれていれば危険な状況に発展した恐れもあった。

この鉄柱は1985年に設置されたもので、耐用年数には至っていなかったが、腐食して根元から完全に折れていた。年1回の点検は警察から委託を受けた業者が行っているものの、この信号については異常の報告がなされていなかった。点検の実態については公表されておらず、警察でも業者へのチェックを再度実施したいとしている。

《石田真一》

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