バイクの単独転倒が発端の多重衝突事故発生、4人死傷

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10日、静岡県静岡市清水区内の東名高速道路下り線で、単独転倒した2人乗りのバイクを避けようとした後続車が急ブレーキを使用したことを発端に追突事故がが発生。車両7台が関係する多重衝突に発展した。この事故で1人が死亡、3人が重軽傷を負っている。

静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは10日の午後8時ごろ。静岡市清水区蜂ケ谷付近の東名高速下り線で、42歳の男性が運転していたとみられる2人乗りのバイクが雨で濡れた路面にハンドルを取られ、単独転倒する事故が起きた。

この事故を目撃し、路面に投げ出された男性との衝突を回避しようとした後続車が急ブレーキを使用したものの、同様にハンドルを取られて中央分離帯や転倒していたバイクに衝突。後続のクルマが次々に巻き込まれ、車両7台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故でバイクに同乗していたとみられる28歳の男性が全身強打で死亡。バイクを運転の42歳男性が骨折などの重傷。後続車両の同乗者のうち、シートベルト未着用だったとみられる2人が打撲などの軽傷を負っている。

現場は見通しの良い直線区間だが、事故当時は轍に雨水がたまり、滑りやすい状況だったとみられる。警察では事故に関係したドライバーから事情を聞き、事故発生のプロセスを調べたいとしている。

《石田真一》

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