アクセルとブレーキ踏み間違えて線路へ

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15日午前、千葉県松戸市内のJR常磐線沿いにある駐車場から乗用車が転落しそうになっているのを、下り線を走行していた列車の運転士が発見。上り線の列車と接触する危険性があるとして、運転指令を通じて警察に通報した。クルマは自走できず、レッカーによって引き上げられたが、約1時間に渡って列車の運行がストップした。

千葉県警・松戸東署によると、事故が起きたのは15日の午前11時ごろ、松戸市三ケ月付近のJR常磐線(馬橋〜新松戸駅間)で、下り線を走行していた列車の運転士が、上り線に隣接する駐車場から乗用車が転落しかかっているのを発見。現場で緊急停止するとともに、「上り線の列車と接触か衝突の恐れがある」として、運転指令を通じて警察に通報した。

通報を受けた同署員が現場に急行したところ、乗用車が車止めと縁石を乗り越えた状態で立ち往生していた。車体は線路側に約1.5m突出しており、前部も浮き上がって接地しておらず、すでに自走不能だった。このため、レッカー車で引き上げるという手段を取り、この作業が完了するまでの間、JR常磐線は緩行電車が綾瀬−我孫子駅間の上下線で運転を見合わせ、上下10本が最大で54分遅れ、約1万人の足に影響が出た。

警察では乗用車を運転していた男性から過失往来危険容疑で事情を聞いている。現状ではアクセルとブレーキの踏み間違えの可能性が高いという。

《石田真一》

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