当て逃げ、法隆寺を破損

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15日午後、奈良県斑鳩町内にある法隆寺で、国の重要文化財の指定を受けている土塀に車両が接触。瓦2枚が落ちるなどの事故が起きた。車両の姿は現場には無く、警察では当て逃げしたものとして捜査を開始している。

奈良県警・西和署によると、事故が起きたのは15日の午後3時40分ごろ。斑鳩町法隆寺北付近にある法隆寺で、国の重要文化財に指定されている東院大垣(土塀)の近くに瓦2枚が落ちているのを観光客が発見。寺を通じて警察に届け出た。

この土塀は江戸時代に築造されたものと伝えられており、高さは約2.35m。塀の頂上部に並ぶ瓦3枚にトラックなどの車高が高いクルマが接触したとみられ、2枚は観光客が発見したように押しだされて落下。もう1枚にもずれが生じていた。

接触した車両はすでに立ち去っており、警察では当て逃げによる器物損壊、文化財保護法違反事件として捜査を開始している。

《石田真一》

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