【東京モーターショー05】BMW、4つのメッセージ
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このうちの3車、コンパクトクラスで最もスポーティ度を高めた「130i」、全世界的に導入強化をめざす、いわゆる3シリーズワゴン=「3シリーズ・ツーリング」、スポーツカーの伝統的な感性を具現化した「Z4クーペ」が、言ってみれば“市販度100%”であるのに対し、4つ目の「コンセプトX3エフィシスト・ダイナミクス」については、「市販化を(直接的に)視野に入れたモデルではありません」と、パンケ氏は語る。
しかしながら、「この車両に盛り込まれた革新的技術、精密燃料噴射技術やアクティブ・トランスミッション、そして高性能キャパシタは、ハイブリッドであっても『駆けぬける歓び』の実現が可能であることを示唆しているのです」とコメント。
今回は派手なコンセプトカーのお目見えこそなかったが、堅実な販売成長と、テクノロジーのさらなる向上継続をアピールした、BMWの東京ショー・プレスブリーフィングであった。
《遠藤俊幸》