側面衝突から子どもを守るジュニアシート…タカタ

自動車 ニューモデル 新型車

タカタは、「側面衝突」に対する安全技術を搭載したジュニアシート『takata312-neoジュニアシート』を、11月から販売すると発表した。

新製品は、側面衝突事故から子どもを守ることをテーマに開発した。側面衝突は、直接乗員に衝撃が伝わる、危険性が高いものの、側面衝突に対する子どものための安全基準は、世界にまだ無いのが現状だ。

同社は、安全基準を作るため、アメリカ・カナダの運輸省とともに、側面衝突用ダミーと試験方法の共同研究を続けているが、研究を通してtakata312-neoジュニアシートを開発した。

頭部、肩部、腰部を、側面衝突から保護するサイドガードなど、側面衝突に対し、高い安全性能を発揮する技術を搭載したほか、スケールウィンドウ (調節した背もたれの高さが適応する子どもの身長が、ウィンドウ内にメモリ表示され、ひと目で確認できる)や身長に合わせて背もたれの高さ調整ができ、それと連動して、肩幅も調整されるフレキシブルサイズ設計、かんたんコンパクト設計にするなど、使い勝手の良さを重視した。

この安全性能は、第三者機関であるドイツ自動車連盟(ADAC)やベルリン工科大学(TUB)、日本の国土交通省によるテストでも好成績で、日本のメーカーでは初めて、ヨーロッパと日本の安全基準をクリアした。

《レスポンス編集部》

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