盗難車で体当たり、パトカー破壊の男を逮捕

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25日午前、埼玉県新座市内でパトカーに追跡され、袋小路に追い込まれた盗難車が体当たりを繰り返し、パトカーの前部を大破させる事件が起きた。運転していた32歳の男はその後も逃走を続けたが、約15分後に逮捕されている。

埼玉県警・新座署、朝霞署によると、事件が起きたのは25日の午前10時40分ごろ。朝霞市幸町付近の市道をパトロールしていた朝霞署のパトカーが偽造ナンバープレートを装着した乗用車を発見。盗難車の疑いがあるとして停止を命じたが、クルマはこれを無視するように加速を開始。そのまま逃走した。

パトカーは直後に振り切られたが、約1時間後に新座署のパトカーが新座市新座付近で発見。ただちに追跡を開始し、袋小路となっている市道に追い詰めた。しかし、クルマは執拗に体当たりを繰り返してパトカーを破壊。強引に進路をこじ開け、さらに逃げ続けた。

しかし、体当たりで破損したクルマはスピードが上がらず、運転していた男は約1.6km離れた志木市館2丁目付近にあるスーパーマーケット駐車場にクルマを乗り捨て、隣接する東武東上線柳瀬川駅前でタクシーに乗ろうとしたが、警戒中の新座署員が男を発見。公務執行妨害容疑で緊急逮捕した。警察では盗難車や偽造プレートの入手経路について、男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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