ケンウッドが長野工場内にテストコースを竣工

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ケンウッドが長野工場内にテストコースを竣工
ケンウッドが長野工場内にテストコースを竣工 全 2 枚 拡大写真
ケンウッドが、カーエレクトロニクス事業の主力工場である長野工場で建設を進めていたテストコースが、このほど竣工した。

このテストコースは全長200m、全幅約15mで、舗装率の高い日本の道路だけでなく、世界のあらゆる道路を想定して、石畳路、玉石路、凸凹路、川石路などを再現している。これによって、走行中の衝撃による音飛びや周期的振動に対する製品装着車の反応を実装実験できるようになったわけだ。

同社は、このテストコースをカーエレクトロニクス製品の品質を錬磨するプロセスのなかで重要な役割を担うものと位置づけいる。そして、この施設の完成により、実装試験データを速やかに設計部隊へフィードバックでき、製品開発のリードタイムを短縮できると見ている。

また、同社ではこのテストコースの建設と平行して、10月1日付でカーエレクトロニクスOEM事業部とカーエレクトロニクス市販事業部の傘下にあった各設計部門の一部を八王子事業所から長野工場へ移転し、テストコースで得たデータをすぐに設計部隊へ反映できる体制にした。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る