今年のデトロイトオートショーでもハイパワー、ハイパフォーマンスモデルが目を引いたが、そういうクルマ作りとは一線を画していたボルボが、SEMAショーで408hpというハイパフォーマンスコンセプトを発表する。『XC70』をベースとした『XC70ATコンセプト』だ。
XC70ATはターボチャージャー付き内冷式2.5リットル直列5気筒エンジンを搭載。スタンダードのXC70が300hpであるのに対し、408hpというパワーを引き出した。トランスミッションは市販の『V70R』や『XC90』SUVに使われているのと同じ6AT。また4WDも同じシステムのものを搭載している。
ボルボによると、市販のXC70モデルは調節式のサスペンションを搭載しているが、ATコンセプトではそのサスペンションをさらに4インチ伸ばしており、グラウンドクリアランスは市販のXC70よりも8インチ大きくなっているという。
より精悍になったATコンセプト、果たして市販化はある?