トラック業界がまとめた10月の普通トラックの販売動向によると、販売台数は前年同月比19.3%増の6176台となり、2カ月連続でプラスとなった。
普通トラックの販売は、中部圏や近畿圏でのディーゼル排出ガス規制強化による特需で好調に推移している。
車種別では、大型トラックは同9.2%増の2882台、中型トラックが同29.8%増の3294台と、中型トラックが急増した。
メーカー別では、トラックメーカー4社とも前年同月を上回った。とくに、いすゞは同26.8%増の1942台で、シェアは31.4%となった。日野は同18.9%増、三菱ふそうが同15.3%増と2ケタの伸びで、日産ディーゼルは同8.9%増にとどまった。