日本自動車販売協会連合会が発表した今年1月から10月までの累計新車登録台数は335万台で、2年連続で400万台割れとなる可能性が高まっている。
登録車の新車販売は、スモールカー人気の影響で軽自動車にシフトしており、販売は低調に推移している。1月から10月までの累計販売台数は前年同月比0.7%増の334万8948台と微増にとどまっている。トラックの販売は順調だが、乗用車の販売が低迷しているのが原因。
11、12月の動向にもよるが、軽自動車販売台数が過去最高を更新する一方で2年連続400万台割れとなる可能性は高い。
ただ、今後各メーカーは新型車を相次いで投入する計画で、これによって販売が底上げできれば、400万台を回復する可能性も残っている。