改造エアガンによる襲撃、大阪で再び発生

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10月28日早朝、大阪府茨木市内の名神高速道路下り線で、56歳の男性が運転する大型トラックに対し、後方から追い越しを掛けてきた乗用車に乗った男が改造エアガンとみられる銃を発砲する事件が起きた。トラックの運転席側ドアガラスは完全に破壊されたが、運転していた男性にケガはなかった。

大阪府警・高速隊によると、事件が起きたのは10月28日の午前5時20分ごろ。茨木市郡3丁目付近の名神高速下り線を56歳の男性が運転する大型トラックが走行していたところ、追越車線を走行してきた乗用車の助手席に乗っていた男が拳銃のようなものを構え、直後に発砲した。トラックは運転席側のドアガラスが完全に破壊されたが、運転していた男性にケガは無かった。乗用車は発砲後、そのままスピードを上げて逃走している。

警察では器物損壊事件として捜査を開始しているが、トラックを運転していた男性の話によると、現場付近の道路は工事による車線規制が行われていたため、トラックは片側3車線のうち、最も内側の追越車線を走行していた。ところが後方から猛スピードの乗用車が接近。クラクションを連打したり、パッシングを繰り返してきたために走行車線に避けた直後、追い抜き様に発砲してきたという。男性はこのクルマの助手席から男が身を乗りだしているのを確認しており、「危ないことをしているなと思った矢先に撃たれた」とも話しているようだ。

警察では交通トラブルを起因とした発砲の可能性も高いとみており、事件に使用された銃の特定を急いでいるが、トラックの車内からは弾丸が発見されていないことから、警察では高圧ガスで金属ベアリング球を発射できる改造エアガンが使われたとみている。

《石田真一》

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