救護に駆けつけたクルマを盗んで逃走

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10月28日午後、鹿児島県鹿児島市内の九州自動車道上り線で、単独事故を起こしたクルマの運転者が救護のために停車した別のクルマを奪って逃走する事件が起きた。男は約1時間後に窃盗容疑で緊急逮捕されている。

鹿児島県警・高速隊、鹿児島西署によると、事件が起きたのは10月28日の午後1時50分ごろ。鹿児島市下田町付近の九州自動車道下り線で、走行中の乗用車が側壁に接触して横転、滑走するのを後ろを軽自動車で走行していた23歳の男性が目撃。

救護のために停車し、男性が横転していたクルマに近づいていったところ、横転車から這い出てきた男は男性が乗っていた軽自動車を奪い、そのまま現場から逃走した。

男性は警察に対して「事故を起こしたクルマに乗っていた男に自分のクルマを奪われた」と通報。これを受けて警察では窃盗事件として捜査を開始し、約1時間後に鹿児島西署のパトカーが鹿児島市内の国道10号線で発見。運転していた32歳の男を窃盗容疑で緊急逮捕している。

男が事故を起こしたクルマは盗難車で、警察の調べに対しては「盗難の発覚を恐れるために逃げた」などと話しているという。警察では男がどこでクルマを盗んだかを厳しく追及し、この窃盗容疑についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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