酒気帯びひき逃げ、酔いが覚め怖くなって自供

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10月29日深夜、山梨県山梨市内の市道で、道路を歩いていた男性2人が、対向車線から逸脱してきたクルマにはねられ、重軽傷を負う事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、運転していた26歳の男は約30分後に自ら警察に通報。緊急逮捕されている。

山梨県警・日下部署によると、事故が起きたのは10月29日の午後10時45分ごろ。山梨市上石森付近の市道を男性6人が1列になって歩いていたところ、カーブを曲がりきれずに対向車線側から逸脱してきた軽自動車が突っ込んだ。この事故で31歳の男性が顔面骨折の重傷。42歳の男性も打撲などの軽傷を負った。

クルマはその場から逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約30分後に26歳の男が「人をクルマではねてしまった」と自ら110番通報を行ってきた。同署員が男が指定したJR東山梨駅に急行して付近を捜索したところ、全部が破損した軽自動車を発見。破損部位と、現場から回収された部品の破断面などが一致したため、業務上過失致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で緊急逮捕した。

調べに対し、この男は「酒を飲んでいたので怖くなって逃げた。酔いが覚めてきたら、逃げたことの方が怖くなり、警察に電話した」などと供述しており、警察では酒気帯び運転容疑についても調べを進めている。

《石田真一》

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