あいおい損保がモスクワに駐在員事務所

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あいおい損害保険はこのほどロシア当局の認可を得て、モスクワ市内に駐在員事務所を開設した。損害保険会社がロシアで駐在員事務所を開設するのは三井住友海上保険、東京海上日動火災保険、損保ジャパンに続いて、あいおい損保で4社目。

ロシアは1999年以降安定的な経済成長が続いて、特にモスクワ市をはじめとした大都市はかつてないほど消費が活況を呈している。また、トヨタ自動車が同国内で工場建設を発表し、07年に稼働させる計画だ。「今後多くの部品メーカーなど関連企業が進出することが見込まれるので、事務所を開設することにした」とあいおい損保広報部。

今後、あいおい損保はロシアにおける保険市場の調査や日経顧客に対する情報支援体制の充実を図り、自動車保険を中心としたリテール保険市場への参入を検討していくという。

モスクワ駐在員事務所所長に就任する古原研二氏は、84年入社の44歳で、主に国際畑を歩んできた。93年から97年まで米国サンフランシスコ、99年から04年まで英国ロンドンに駐在するなど国際部のエース。今回、国際部次長からモスクワ駐在員事務所所長に就任したわけだが、現地の事務所でははやくも人気者になっているそうだ。

《山田清志》

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