【SEMA05】最注目モデルはホンダ シビックSi だ

自動車 ニューモデル モーターショー
【SEMA05】最注目モデルはホンダ シビックSi だ
【SEMA05】最注目モデルはホンダ シビックSi だ 全 6 枚 拡大写真

アメリカのモータートレンドを占うSEMAショーがラスベガスで開幕した。日系自動車メーカーとして初めて「ビークル・マニュファクチャラー・オブ・ザ・ショー」となったホンダは、会場内に50台以上のホンダ、アキュラのモデルを配置。

しかし何と言っても注目を集めたのは、初日のプレスコンファレンスで正式にベールを脱いだ『スポーツコンセプト・シビックSi』だ。SEMAショーのオフィシャル「カー・オブ・ザ・ショー」として本格的なデビューを飾った新型シビックSiは、ホンダブースでも一番台数が多く、レース仕様からストリートチューン仕様まで多様なカスタムモデルが並んだ。

中でも一際目を引いたのはSi誕生20周年を記念した「アニバーサリー・ホワイト・パール」にペイントされたカスタムモデル。プラス50mmのワイドボディにカーボンファイバー製エアロキット、左右を鮮やかな紅白で分けられた印象的なインテリアの他、ブレンボ製キャリパー、ノーマルSiよりさらに25mm下げられた専用チューンサスペンション、19インチホイールでカスタマイズされている。

12月1日に北米で販売開始されるSiは、9月に4ドアセダンと同時に登場した2ドアクーペに比べても足回り、排気音などにもこだわった「エンスージアスト向けの味付けが強調されたスポーティモデルだ。

4ドアセダンと比べ50mm短いホイールベースを持つ北米専用のシビック2ドアのクーペボディに、Si専用の197馬力を発揮する2.0リットル4気筒「i-VTEC」エンジンに6速MTとヘリカルタイプのLSDが組み合わされる。

ホンダはSiを単なる2ドアクーペのスポーツグレードとしてではなく、シビックシリーズを4ドアセダン、ハイブリッド、2ドアクーペ、そしてSiという4つのモデル編成による販売戦略を立てているという。

米国内で根強い人気を誇る「スポーツコンパクト」を代表するモデルだけに、正式発表の場としてスポコン系に注目度の高いこのSEMAショーを選んだものと思われる。残念ながらSiを含む2ドアクーペの日本国内発売は予定されていない。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る