【東京国際自転車展05】ヤマハの電動自転車、新型投入を機に攻勢
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電動ハイブリッド自転車は1993年にヤマハ発動機が世界に先駆けて開発、販売したもの。現在、その市場は24万2000台(2004年)で、そのうちヤマハの販売台数は5万8000台。ナショナル自転車工業の後塵を拝する状況だ。
「2004年からバッテリーをリチウムイオンに順次切り替え、いまは全モデルがリチウムイオン。これによって、ユニットもずいぶんと小さくなり、継ぎ足し充電も可能なので、お客様の使い勝手もさらによくなった」とヤマハ発動機関係者は語り、新モデル投入を機に攻勢をかけたい考えだ。
このほか、ヤマハでは電気スクーター『EC-02』や『パッソル-L』(9日発売)なども展示し、環境への負荷を軽減する次世代パーソナル・コミューターとしてPRに努めていた。ちなみに5月発売されたEC-02は目標の3000台に対し、今のところ45%の受注状況とのことだ。
2005東京国際自転車展は5日まで、東京ビッグサイトにて。
《山田清志》