山形の連続タイヤパンク事件、容疑者を逮捕か

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山形県警は1日、駐車中のクルマのタイヤをパンクさせたとして、33歳の男と23歳の女を器物損壊の容疑で逮捕した。2人は「100台以上やった」と供述しており、警察では今年8月下旬から山形市内などで発生している連続パンク事件との関係も調べている。

山形県警・山形署によると、逮捕された2人は9月3日深夜、山形市城西町2丁目付近にあるコンビニエンスストアの駐車場で、駐車中の乗用車2台のタイヤ合計5本をナイフのようなもので切り裂いてパンクさせた疑いがもたれている。

現場付近で2人が乗る軽自動車が目撃されていたことから犯行への関与が浮上。任意で事情を聞いていたところ、犯行を大筋で認めたために逮捕に踏み切ったが、取り調べの過程で「他にも100台近くのタイヤをパンクさせた」とも供述。山形市内などを中心に8月下旬から連続発生したタイヤパンク事件に関与している可能性が高くなった。

逮捕された男は「タイヤをパンクさせることでうさ晴らしをしていた」などと話しており、その内容も具体的であることから、実際に起きた事件との照合を進め、関与が判明した段階で再逮捕する方針だ。

《石田真一》

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