0.6ミリグラムでも「少量だから大丈夫」

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2日深夜、群馬県前橋市内の県道で、対向車線側に逸脱した乗用車と、順走していた別の乗用車が正面衝突する事故が起き、順走側の2人が軽傷を負った。逸脱側のクルマを運転していた男は泥酔状態で、飲酒運転の現行犯で逮捕された。

群馬県警・前橋署によると、事故が起きたのは2日の午後11時ごろ。前橋市龍蔵寺町付近の県道で、36歳の男が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。順走していた21歳の男性が運転する乗用車と正面衝突した。この事故で双方のクルマは中破。順走側のクルマに乗っていた2人が展開した頚部や胸部を打撲する軽傷を負っている。

通報を受けた同署員が逸脱側のクルマを運転していた男のアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.6ミリグラムという、高濃度のアルコール分を検出したため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

男は調べに対して「少量なので大丈夫だと思った」などと話しているようだ。

《石田真一》

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