【日産 安全ミーティングリポート】その2 進化したゾーンボディとは?

エコカー 燃費
【日産 安全ミーティングリポート】その2 進化したゾーンボディとは?
【日産 安全ミーティングリポート】その2 進化したゾーンボディとは? 全 5 枚 拡大写真

ゾーンボディコンセプトは衝突したときに衝撃を吸収するためにつぶれる部分と、人がいるキャビンはセーフティセルとしてつぶれないようにする考え方だ。

【画像全5枚】

しかし衝突は100件の事故があったらその形態は100通りあるくらいさまざまだ。現実の事故を分析していったとき、あらゆる形態の事故に対応できるボディ構造が必要なことがわってきた。進化したゾーンボディはそんな背景から生まれている。

前から衝突した場合、エンジンを支えているサイドフレームで受けた衝撃を床下に向かって丈夫な構造を作り、フロアに力を逃がすというこれまでの方法があった(黄色の部分)。これに加えてタイヤより上の位置にも強い構造物を設け、力はAピラーに行きサイドシル(ドアの下)とルーフにも衝撃の力を分散して衝撃吸収しようとしている(青色の部分)。

さらにセーフティセルを強固なものにするためにドア内部にもバーを設置している。これはサイドインパクトバーとはまったく別で、AピラーからBピラーに向かって水平に伸びる構造物だ。これにより前から入った衝撃によって押されても、Aピラーが曲がることがなく、衝突後もドアの開閉ができるようになるというものだ。これらにより全面クラッシュでも対向車とのオフセットクラッシュでも乗員が無事でいられる可能性が高まっている。

歩行者保護に関しても進んでいる。バンパーの一番外側にあるカバー(通常バンパーといわれるもの)の内部には発泡スチロールが入っていて、歩行者を跳ねてしまった場合に足へのダメージを少しでも少なくする工夫が盛り込まれている。

またボンネットにはエンジンとの間にスペースを設け、歩行者の頭が当たった場合でもエンジンの硬い部分に当たって致命傷にならないよう、対策が施されている。(つづく)

《こもだきよし》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『RX』大幅改良へ、新デザイン判明!…フロント刷新&内装進化
  2. 日産『ノート』フルモデルチェンジへ、日産復活の切り札となるか?…土曜ニュースランキング
  3. 日野『プロフィア』リコール 火災のおそれ
  4. スバルはなぜMTを捨てないのか? 2027年までに登場、次期『WRX』『BRZ』「新型スポーツハッチ」の姿とは
  5. 日産『キャシュカイ』、欧州販売400万台突破…e-POWERやプロパイロットが支持を獲得
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 山岳トンネル工事でロックボルトを自動打設、三井住友建設が「離れteロック」開発…俵山・豊田道路第2トンネル工事に導入
  3. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
  4. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
  5. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
ランキングをもっと見る