【ITS世界会議05】北米版Suica、サンフランシスコの「Trans Link」

自動車 テクノロジー ITS
【ITS世界会議05】北米版Suica、サンフランシスコの「Trans Link」
【ITS世界会議05】北米版Suica、サンフランシスコの「Trans Link」 全 1 枚 拡大写真

ITS世界会議サンフランシスコの展示会場カリフォルニア州のブースでは、サンフランシスコ市を中心としたITSの取り組みが展示されていた。Trans Linkは非接触ICカードシステムを用いた公共交通電子乗車券と電子マネーシステム。日本でいうJR東日本のSuicaや伊予鉄道のICい〜カードに近いものだ。

Trans Linkが対応するのはバスや電車、パーキングメーターなどで来年6月から本格サービス開始を予定している。現在はモニター1万人を募って実証試験の段階だという。

採用する非接触IC技術はTYPE-B モトローラ方式。しかし、説明員によると、モトローラの非接触IC技術は進化が遅れており、「将来的にはフィリップス方式のTYPE-Aか、ソニー方式のTYPE-C(FeliCa)の採用も検討している」という。

アメリカは「自動車大国」として知られ、それはカルフォルニア州でも例外ではないが、サンフランシスコ市内に限っては駐車場が少ないなど自動車を取り巻く事情は他の州に比べてよくない。

一方で、バスや路面電車など公共交通機関はアメリカの中では発達している。日本ではFeliCaや、FeliCaを使ったおサイフケータイの発展が著しいが、サンフランシスコでも非接触IC技術に注目されているようだ。

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  2. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  3. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  4. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  5. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る