無灯火自転車で警官を挑発した少年、家裁送致

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兵庫県警は7日、自転車での無灯火走行を繰り返し、注意する警察官に対して挑発的な行動を取ったとして、神戸市長田区内に在住する16歳の少年を道路交通法違反(無灯火走行)で摘発し、神戸家裁に送致した。

兵庫県警・長田署によると、この少年は10月9日深夜から10日未明に掛けての数時間、神戸市長田区内の市道なとで友人ら約10人と自転車を無灯火で走行させた疑いがもたれている。

パトロール中の同署員が発見して「道交法違反になる」などと警告したが、少年らはこれを無視。一旦逃走した後、JR新長田駅前交番に現れ、当直中の警官に対して「俺を捕まえんかい。お前らには捕まらんわ」などと挑発しながら付近を比較的高速度で走り回った。

警察ではこうした行為を「極めて悪質」と判断。無灯火走行で歩行者を巻き込んだ事故を起こす可能性も高いとして、道交法違反で摘発した。事故を伴わず、無灯火の違反のみで摘発するのは兵庫県内初のケースとなるが、「自転車が関係する人身事故は年々増え続けており、警鐘を鳴らす意味で厳しく対応した」と説明する。

《石田真一》

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