大同特殊鋼、世界最高の耐食性持つステンレス鋼を開発

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大同特殊鋼は10日、世界最高の耐食性を持つ、高硬度のステンレス鋼を開発したと発表した。今秋から、軸受け用などの鋼材として、自動車部品メーカーなどにサンプル出荷する。

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて開発した。耐食性が求められる部品では、通常、クロムや窒素を添加して、耐食性を高める。ただ、クロムは硬度を低下させるほか、窒素は気体であるため、添加できる量に限界があった。

同社は、「加圧誘導溶解鋳造法」という新技術を開発し、窒素を大量に添加することに成功。従来は0.1%しか添加できなかった窒素量を、0.6%に高め、耐食性の向上を実現した。

《編集部》

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