自転車が脚立に衝突、転落死…ひき逃げとして捜査

自動車 社会 社会

北海道警は8日、札幌市西区内の市道で自転車によるひき逃げ事故が発生し、男性1人が頭部強打で死亡していたことを明らかにした。警察では重過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で捜査を開始している。

北海道警・札幌西署によると、事故が起きたのは5日の午前9時15分ごろ。札幌市西区琴似3条1丁目付近の市道で、この市道に隣接するマンションに住む77歳の男性が脚立に乗って枝払い作業を行っていたところ、20歳代とみられる若い男の乗った自転車が脚立に衝突。脚立は倒れ、男性は約80cmの高さから転落。頭を強打した。

男は他の住民が男性を介抱している隙を見て逃走。男性は近くの病院に収容されたが、8日未明に脳挫傷などが原因で死亡した。この結果を受け、警察では死亡ひき逃げ事件と断定し、捜査を開始している。

脚立が設置されていた歩道の幅員は約2.5mだが、自転車が通行できるスペースは確保されていた。自転車がどのような状態で衝突したのかは定かではないが、かなりの速度で脚立にぶつかったものとみられている。北海道内では1999年12月にも日高町内で自転車によるひき逃げ事件が起きているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る