三菱自動車は、ダイムラークライスラーが保有する三菱自動車の全株式をゴールドマンに売却したことについて「今後とも両社にメリットのある個別のアライアンス・プロジェクトを継続するビジネスパートナーとして協力関係を維持していく」とのコメントを発表した。
三菱とダイムラークライスラーは、ダイムラークライスラーが三菱の支援から撤退してからも個別のプロジェクトごとに両社にメリットがあるものについては協力していくことを確認していた。
三菱では「資本関係は無くなるが、ダイムラークライスラーとはエンジンの共同開発・生産、プラットフォームの共有、乗用車の共同生産などの個別のアライアンス・プロジェクトは順調に進捗している」としている。
一方、ダイムラークライスラーから三菱の社外取締役に派遣されていたルーティガー・グルーベ氏は辞任した。