自動車検査登録協会が14日発表した、05年版「わが国の自動車保有動向」によると、自動車の平均使用年数は10.93年となり、9年ぶりに短縮した。一方、平均車齢は乗用車で6.77年と、13年連続で延びた。
今年3月末時点の保有台数をもとに算出した。自動車が新規登録されてからの経過年数をあらわず平均車齢は、前年よりも0.04年(14.6日)延長した。乗用車は10年前にくらべ1.89年延長した。貨物車の平均車齢は8.36年と、前年より0.19年延びた。
新規登録から抹消登録までの平均使用期間は、乗用車、貨物車ともに短くなった。それでも、乗用車の使用年数は10年前にくらべ1.5年長い。使用年使用年数が若干でも短くなったことについて、同協会では理由は不明としている。