先進安全技術を搭載した三菱 グランディスASV-3 を名古屋モーターショーに出展

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先進安全技術を搭載した三菱 グランディスASV-3 を名古屋モーターショーに出展
先進安全技術を搭載した三菱 グランディスASV-3 を名古屋モーターショーに出展 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車は、国土交通省主導の第3期ASVプロジェクトに関連して、同社が実用化を目指して開発中の予防・衝突安全技術を搭載した先進安全実験車『三菱ASV-3』を開発したと発表した。ミニバンの『グランディススポーツギア』ベースの実験車『グランディスASV-3』を17日から20日までポートメッセなごやで開催される第14回名古屋モーターショー併催のITS特別企画展に出展する。

同社は、安全技術の開発の一環として1991年からASVプロジェクトに参画し、多くの運転支援システムや衝突安全技術などを開発してきた。2001年から実施中の第3期ASVでは、先進安全実験車三菱ASV-3の一環として、『コルトASV-3』や、国土交通省の「情報交換型運転支援システム」検証実験に参加したグランディスASV-3(情報交換型実験車)などの実験車両を開発してきた。

今回のグランディスASV-3は、事故形態として最も件数の多い追突事故に焦点をあてて、「ぶつからない、ぶつけられない」をテーマに開発した。ドライバーの注意力低下を少なくする操作表示システムや、急ブレーキを後続車に知らせる新しいブレーキランプシステムなどを搭載した。追突が避けられない場合、それを予測し、自動ブレーキなどにより衝突軽減する「プリクラッシュセーフティシステム」など、将来の実用化を目指している安全技術を搭載した。

ITS特別企画展の同社ブースでは、三菱ASV-3の各技術を映像やパネルで説明するとともにグランディスASV-3に搭載したシステムのうち、タッチパッドの操作、緊急制動灯の点灯状況、シートベルトの巻き上げ機構など、一部の機能を実際に確認することが可能。また、アクティブスタビリティコントロール(ASC)、ノーズビュー/リヤビューカメラ、コーナー&バックセンサー、音声駐車ガイドシステムといった、市販車に採用しているASV関連技術も紹介する。

《レスポンス編集部》

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