多重衝突のクルマから男児が車外放出、死亡

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13日夕方、群馬県豊岡市内の上信越自動車道下り線で、中央分離帯への単独衝突事故を発端として、乗用車4台の多重衝突事故に発展した。この事故で最初に単独事故を起こした乗用車に同乗していた8歳の男児が車外に放出され、死亡している。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは13日の午後5時30分ごろ。富岡市蚊沼付近の上信越自動車道下り線で、51歳の女性が運転する乗用車が中央分離帯に衝突して停止。直後を走行していた後続の乗用車が避けきれずに突っ込み、これを避けようと急停車した3台目のクルマに4台目のクルマが追突するなど、結果として4台が絡む多重衝突事故に発展した。

この事故により、最初に単独衝突を起こしたクルマの後部座席に同乗していた8歳の男児が車外に放出され、全身を強打して死亡。このクルマを運転していた女性や、他車の運転者など3人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

死亡した男児はシートベルトやチャイルドシートなどの拘束具を使用しておらず、衝突の弾みでガラスを突き破って車外に投げ出されたという。

《石田真一》

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