頭を丸め、ひったくり犯行を隠蔽

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神奈川県警は13日、東京都内で原付バイクを使ったひったくり事件を起こしていたとして、川崎市宮前区内に内に在住する18歳の少年を窃盗容疑で逮捕した。逃走中に目撃された姿を欺瞞するため、帰宅後に頭を丸刈りにしていたという。

神奈川県警・多摩署によると、事件が起きたのは13日の午前2時20分ごろ。東京都調布市若葉町2丁目付近を徒歩で帰宅途中の19歳女性が、背後から原付バイクで接近してきた若い男に現金約7000円の入ったハンドバッグをひったくられた。男はそのまま逃走したが、警視庁からの広域手配を受けた同署員が午前3時ごろに川崎市多摩区内で発見。そのまま約10分追跡を行ったが、最終的には振り切られて見失った。

男の乗っていたとみられるバイクは川崎市多摩区東三田付近の路上でその後に発見。同区内に在住する18歳の少年が容疑に絡んだものとみて、捜査員が自宅を訪問していたが、応対した少年は目撃例と違い、頭髪が丸刈りの状態だった。

しかし、丸刈りが比較的新しいことに気づいた捜査員がこれを追及すると、少年は偽装拘束のために丸刈りを行ったことを認め、ひったくりの容疑も大筋で認めたため、窃盗容疑で逮捕している。 

《石田真一》

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