14日未明、静岡県磐田市内の国道1号線バイパス上に架かる陸橋から、14m下の道路に向かって自転車やコンクリートブロックなどが投げ込まれ、これに衝突したトラックなど4台が破損の被害を受ける事件が起きた。
静岡県警・磐田署によると、事件が起きたのは14日の午前1時15分ごろ。磐田市見付付近の国道1号線バイパスを走行していたトラックや乗用車の運転手から「頭上から飛び込んできた自転車と接触して車体が傷ついた」などの通報が相次いだ。同署員が現場に急行して確認したところ、周辺から盗まれたとみられる自転車2台、コンクリートブロック、消火器、植木鉢などが周囲に散乱。これらに当たった車両4台の破損を確認した。
これらのものは現場の約14m上を架かる陸橋から投げ落とされたとみて、器物損壊事件として捜査していたところ、15日夜になってから14-16歳の少年3人が同署に出頭。クルマを損壊する目的で投げ込んだ容疑を大筋で認めたため、同容疑で逮捕している。
調べに対し、この少年らは「大人のやり方にムカついた」、「面白半分でやった」、「テレビのニュースに出るほどの大騒ぎになるとは思わなかった」などと話しているという。