バスが無人で動き出し、民家を破壊…2度目

自動車 社会 社会

14日午後、東京都杉並区内のバス折り返し場で、方向転換のために停車していた大型路線バスが無人のまま動き出して道路を横切り、隣接する民家のブロック塀に衝突し、一部を損壊する事故が起きた。この場所では今年9月にも同様の事故が発生している。

警視庁・荻窪署によると、事故が起きたのは14日の午後0時40分ごろ。杉並区善福寺2丁目付近にある関東バスの折り返し場で、方向転換のためにターンテーブル上に停車していた大型路線バス車両が無人のままゆっくりと動き出し、約13m走って道路も横切り、向かい側にある民家のブロック塀に衝突。約2mに渡って崩れるなどの被害が出た。バスの車内には誰もおらず、通行人や民家の住人にもケガは無かった。

事故の直前、バスの運転手はエンジンを切り、サイドブレーキを引いた状態で車両から離れてトイレに向かったが、折り返し場は道路に向かって下り勾配となっており、サイドブレーキの甘かったバスが自重に耐えられずに動き出したものとみられている。

この折り返し場では今年9月にも同様の事故が発生。同じ民家が被害を受けているという。警察では物損事故として処理を行うとともに、バス会社に再発防止の徹底を要求している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る