バスが無人で動き出し、民家を破壊…2度目

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14日午後、東京都杉並区内のバス折り返し場で、方向転換のために停車していた大型路線バスが無人のまま動き出して道路を横切り、隣接する民家のブロック塀に衝突し、一部を損壊する事故が起きた。この場所では今年9月にも同様の事故が発生している。

警視庁・荻窪署によると、事故が起きたのは14日の午後0時40分ごろ。杉並区善福寺2丁目付近にある関東バスの折り返し場で、方向転換のためにターンテーブル上に停車していた大型路線バス車両が無人のままゆっくりと動き出し、約13m走って道路も横切り、向かい側にある民家のブロック塀に衝突。約2mに渡って崩れるなどの被害が出た。バスの車内には誰もおらず、通行人や民家の住人にもケガは無かった。

事故の直前、バスの運転手はエンジンを切り、サイドブレーキを引いた状態で車両から離れてトイレに向かったが、折り返し場は道路に向かって下り勾配となっており、サイドブレーキの甘かったバスが自重に耐えられずに動き出したものとみられている。

この折り返し場では今年9月にも同様の事故が発生。同じ民家が被害を受けているという。警察では物損事故として処理を行うとともに、バス会社に再発防止の徹底を要求している。

《石田真一》

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