罠に掛かった車上荒らし犯、被害者が現行犯逮捕

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福岡県警は15日、車上荒らしを行ったとして、52歳の男を窃盗の現行犯で逮捕した。4日前にも同様の被害を受けた被害者が「車内にわざと財布を置く」という罠を仕掛け、逮捕された男はこれに引っかかったという。

福岡県警・小倉北署によると、警察が事件発生を認知したのは15日の午前4時30分ごろ。北九州市小倉北区内に在住する58歳の男性から「車上荒らしを行った男を現行犯で捕まえた」との通報が警察に入った。同署員が現場に急行したところ、クルマの中にあった現金2000円入りの財布を盗んだとして58歳の男が拘束されており、容疑事実について大筋で認めたため、窃盗の現行犯で逮捕した。

被害者の男性は今月11日にも車上荒らしの被害に遭ったが、「犯人は再びやってくる」と思い、クルマのドアが開いたら鳴動する警報機を設置。車内の見えやすいところに財布を置くという“罠”を仕掛けた。男は窓から見えた財布に気を取られてドアを開けたが、次の瞬間には警報が鳴り響き、驚いて硬直しているところを取り押さえられたという。

警察では、逮捕された男が4日前の事件にも関与していた疑いがあるとして、余罪についても厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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