【インプレ'05】津々見友彦 BMW『3シリーズ』 ズバリ、イチ押しモデルは330i

試乗記 国産車
【インプレ'05】津々見友彦 BMW『3シリーズ』 ズバリ、イチ押しモデルは330i
【インプレ'05】津々見友彦 BMW『3シリーズ』 ズバリ、イチ押しモデルは330i 全 1 枚 拡大写真

デザインもアクが強すぎず、スッキリとしていてスポーティだ。インテリアもBMWらしい品のよさと端正な雰囲気で魅力的。

4気筒エンジンの2リッターはフラットなトルクで使いやすく、0-400m加速は16秒台に入りそうな快速ぶりで満足のゆくもの。ハンドリングはぐっとスポーティな印象。比較的小さな舵角からスッと切れ込み、歯切れのよい操縦性だ。乗り心地は硬めだが、とくに不満はない。

高回転時のサウンドも官能的。3リッターの33Oiはさすがに6気筒だけあり、エンジンが抜群にスムーズで気持ちがよい。3シリーズならこれだ。0-400m加速は14秒に入る駿足ぶりはさすがだ。

ハンドリングはオプションのアクティブステアリングが付けられていたが、これは設定がじつによい。高速では穏やかな応答なので、安心感が非常に高い。『5シリーズ』のそれよりはるかにドライバーの感性にマッチングしていて、このオプションは必須条件だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバーを経て、モータージャーナリストとして活躍。カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブドライビングスクールの校長も務める。

《津々見友彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る