【フォード エクスプローラー 新型日本発表】左ハンドルはプレミアム

自動車 ニューモデル 新型車
【フォード エクスプローラー 新型日本発表】左ハンドルはプレミアム
【フォード エクスプローラー 新型日本発表】左ハンドルはプレミアム 全 3 枚 拡大写真

ビッグマイナーチェンジを受け、新型となったフォード『エクスプローラー』(24日日本発売)。オーストラリアでの販売中止の影響で、右ハンドルは製造終了。日本モデルも左ハンドルのみのラインナップとなった。

【画像全3枚】

この措置について、佐藤勝彦社長は「国産SUVにはない左ハンドル仕様とすることで、ブランド力、プレミアム性をアピールしたい」と語った。

いくら何でも、それは強弁にすぎるのではないかと思われたが、マーケティング本部の竹鼻淳氏も「右ハンドルの輸入車になじんでいる、比較的若い営業マンを中心に、左ハンドルのみとなることをネガティブに考える機運もあったのは確かです。が、実際に左ハンドルモデルを運転してみると、ほとんどが『左ハンドルでも問題ない』という意見に変わりました」と補足する。

それでも左側通行においては右ハンドルがベストと信じる筆者、試しに『エクスプローラー』を運転してみた……。

確かに運転しやすい。広い都心の道路で、すれ違いを意識する場面がほとんどなかったということもあるが、路肩に寄りやすいため、全幅1870mmという比較的大柄なボディもまったく気にならなかった。もちろん右ハンドルに有利な局面のほうが多いことに変わりはないだろうが、左にメリットがないというわけではないのもまた事実である。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る