茨城県警、旧車会の摘発を進める

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茨城県警は21日、県内の各所で20日に実施した暴走バイクの取り締まり状況を発表した。今回は幹線道などを走行する「旧車会」を名乗るグループのバイクを積極的に摘発。7人を道路交通法違反(整備不良)などの容疑で検挙している。

茨城県警・交通指導課によると、今回の摘発対象として特に強化していたのは、「旧車会」と自ら名乗り、旧型バイクを乗り回す集団。本来は「旧型バイクの愛好者グループ」という意味だったが、今では「自分たちが現役自体に使っていた改造バイクを乗り回す」という意味で使う元暴走族メンバーが多い。

茨城県内には「旧車会」を名乗るグループが少なくとも4団体あり、約100人のメンバーがいると推定しているが、この団体が「どちら寄りの考えをもって活動しているか」などは確認されていない。

ただ、県民からは「最近になって爆音を立てる旧型バイクが増えた」、「いい年をした大人が暴走族以上に危険な走り方をしている」等の通報が相次いだため、警察では旧車会を中心とした集中取り締まりの実施を決定。20日午前から県内各所に検問を設置して、取り締まりにあたった。

この結果、ひたちなか市阿字ケ浦付近を走行していた旧車会を名乗るグループが使っていたバイク13台のうち、7台の消音機に不正な改造が確認されたとして、7人を道交法違反で検挙。活動の実態について事情を聞いている。

《石田真一》

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