斜面を駆け上がって横転炎上…事件か事故か

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23日午後、北海道函館市内の農道で、軽自動車が横転・炎上する事故が起きた。性別不明の運転者が焼死体で発見されているが、炎上しすぎているという指摘もあり、警察では事件と事故の両面から捜査している。

北海道警・函館中央署によると、事故が起きたのは23日の午後2時45分ごろ。函館市西桔梗町付近の農道で、横転した軽自動車が激しく燃え上がっているのを通り掛かった人が発見し、消防と警察に通報した。通報を受けた地元消防が現場に急行して消火作業を実施。火は約10分後に消し止められたが、車内からは性別不明の焼死体が発見されている。

現場の農道は未舗装のダート路。警察の調べによると、炎上したクルマは道路脇にある高さ2.8mの土手に乗り上げ、その弾みで横転したとみられる。土手にはタイヤ痕も確認されている。

だが、発見された遺体の損傷状況は事故の規模からはかけ離れており、漏れ出したガソリンだけが引火したとは考えにくい点もあるという。このため警察では事故と事件(焼失自殺など)の両面から捜査を開始。発見された遺体の司法解剖を行うなど、死亡者の身元特定も急ぎたいとしている。

《石田真一》

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