警備員ひき逃げ、無免許運転の発覚を恐れる

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滋賀県警は24日、前日未明に愛知川町内で警備員をひき逃げしたとして、35歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕した。

滋賀県警・東近江署によると、この事件は23日の午前2時40分ごろ発生している。愛知川町長野付近の国道8号線で、道路工事による車線規制を行っていた55歳の男性警備員が、停止指示を無視して進行してきた乗用車にひき逃げされ、意識不明の重傷を負ったというもの。

警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。同日午後までに事故に関与したとみられる全部が大破した乗用車を発見し、所有者の洗い出しを行っていた。同日夜にはこのクルマを運転していたと名乗る35歳の男が出頭。容疑を認めたために逮捕した。

男は違反累積による免許停止の処分がなされ、無免許だった。調べに対しても「無免許の発覚を恐れて逃げた」などと話しているが、事故の発生時間帯が未明であることや、事故の形態から、警察では飲酒運転の可能性も視野に入れた捜査を進める方針だ。

《石田真一》

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