ジャガー、生産を7%削減へ

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ジャガー、生産を7%削減へ
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今年に入って昨年比で売り上げが30%も下落したジャガー。JDパワーの顧客満足度調査でトップになる、など企業としての接客態度、品質ともに向上が見られるが、売り上げに結びついていないのが現状だ。

このため、親会社であるフォードではジャガーの歴史を支えて来たイギリス、コベントリーにあるブラウンズ・レーン工場の売却を検討している、と米ウォールストリートジャーナル紙が報じた。

記事によるとジャガーでは従業員の解雇などは予定していないが、工場売却などでコストダウンを図る考えだと言う。またこの工場閉鎖によってジャガーの年間生産台数は8万台となる。これは現時点での生産台数から7%カットという数字だ。

ブラウンズ・レーン工場には現在500人ほどの従業員がいるが、これらの人々は解雇ではなくイギリス国内の別の工場に配置換え、という措置がとられる予定。ジャガーの全従業員は8500人ほどである。

フォードの抱えるプレミアムブランドの中でも赤字率が高いジャガー、今後フォードがどのような再建策を打ち出すのか注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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