日産、インドネシアの食糧援助活動に3車種12台を寄贈

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日産自動車は、WFP 国連世界食糧計画がインドネシアで実施している食糧援助活動向けに同社の『テラノ』、『セレナ』、『フロンティア』の計12台を贈呈したと発表した。

日産がWFPに対して車両を無償提供するのは今回が初めて。これらの車両は、スマトラ島での津波被害に対する復興支援やインドネシア東部や西ティモールなどでの栄養強化プログラムを通じたWFPの食糧援助活動に役立てられる。

WFPインドネシア事務所のモハメド・サリヒーン所長は「WFPはアチェから西ティモールにいたるまで200万人以上に援助食糧を届けている。この中で、日産から提供してもらった新しい車両は、WFPがこの目標を達成するのに大きな助けになる」と述べた。

日産の志賀俊之COOは「今回、WFPへの車両寄贈が実現し、インドネシアにおける復興支援に日産車が貢献できることを非常に嬉しく思う。WFPの活動は、人道支援の一環として、インドネシアの中長期的な復興に貢献したいという考えに合った意義深いプログラムだ」とコメントしている。

日産からWFPに対して初めて行う車両の無償提供に関して、同社では「自動車メーカーとしての特色を活かしながら社会に貢献できる活動を今後も強化していきたい」としている。

今回寄贈される車両のうちテラノ、セレナはインドネシア製で、フロンティアはタイの製造拠点で生産されている。

《レスポンス編集部》

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