ランフラットタイヤが300万本を突破…ブリヂストン

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ブリヂストンは、パンクしても一定距離を走行できるランフラットタイヤのメーカー累計出荷本数が300万本を突破したと発表した。

同社は、1980年代前半に身障者用車両向けに空気圧が失われた状態でも安全な場所まで走行可能なタイヤとしてランフラットタイヤを初めて製造した。

量産車両への納入は1987年のポルシェ『959』への標準装着タイヤが最初で、1999年以降、自動車社会を取り巻く環境の変化でランフラットタイヤ装着車両が増えている。これに伴って同社のランフラットタイヤの出荷本数もカーメーカー向けを中心に増加し、2005年9月の出荷分でメーカー累計出荷本数が300万本を突破した。

これはメーカー累計出荷本数100万本を突破した2004年2月から1年7カ月で200万本を出荷したことになる。同社では、ランフラットタイヤ需要の急成長と同社のランフラットタイヤの技術開発や生産体制強化に向けた取り組みが成果を上げたと、している。

今回、累計出荷本数が300万本を突破したのはサイド補強型ランフラットタイヤだ。

同社は、今後も車社会の発展へ向け、ランフラットタイヤをはじめとした最新の技術開発に継続的に取り組むとともに、「タイヤは家族の命を乗せている」をキーワードとして、ドライバーに安全啓発活動をはじめとした、安全・安心なカーライフの実現へむけた取り組みを行っていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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