渋滞に腹を立てて運賃を踏み倒し

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11月30日未明、東京都杉並区内で、道路工事による渋滞に腹を立てた2人組の男が、自分たちが乗車していたタクシー運転手の男性に暴行し、料金を踏み倒して逃走する事件が起きた。

警視庁・杉並署によると、事件が起きたのは11月30日の午前3時30分ごろ。杉並区成田東4丁目付近の都道で、30−40歳代とみられる2人組の男が、自分たちが乗車していたタクシーを運転していた61歳の男性に対し、「渋滞している道を走るからこんなに遅くなった」、「遅くなったから料金を払う必要はないよな」などと因縁をつけた。

運転手が「それは困る」などと応じると、男たちは男性の頭を殴ってそのまま逃走。運賃6340円を踏み倒した。男性にケガはなく、警察では強盗事件として捜査を開始している。

調べによると、この2人は港区六本木付近からタクシーに乗車。事件が起きた現場付近まで走るように指示した。ところが杉並区内で行われていた道路工事によって渋滞が発生。一時はまったく身動きが取れない状態となった。渋滞時にも時間料金が採用されて料金が加算されるため、男たちは途中から「こんな道を選ぶな」などと文句を言い始めたという。

《石田真一》

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