精巧な偽造免許証、ただ1点の致命的な誤り

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福井県警は2日、他人名義の運転免許証を偽造し、これを身分証明として他人の口座から現金を引き出そうとしていた54歳の男を有印公文書偽造・同行使の現行犯で逮捕した。

福井県警・福井署によると、有印公文書偽造・同行使の現行犯逮捕された男は、2日の午前10時30分ごろ、福井市大手3丁目付近にある福井中央郵便局を訪れ、福井県内に在住する90歳代の女性の親族を名乗り、定額郵便貯金口座を解約しようとした。

この際に男は運転免許証を身分証明として提示したが、応対した女性職員が正規の免許証よりも免許番号が1ケタ多いことに気づき、警察に「偽造免許の疑いがある」と通報。男は駆けつけた警察官に逮捕された。

男は警察の取り調べに対して「騙すつもりは無かった」と供述しているが、免許証は非常に精巧に偽造されており、警察では偽造免許証の入手ルートについて厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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