空飛ぶクルマ、その名は「オビワン」

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空飛ぶクルマ、その名は「オビワン」
空飛ぶクルマ、その名は「オビワン」 全 1 枚 拡大写真

ソロトレック社という名前で、空飛ぶクルマの開発を進めて来た会社がトレックアエロスペースと名前を変え、ついに市販を開始した。とは言え、今回市販されるのは無人のリモートコントロール型VTOLで、垂直に移動できるもの。

重量わずか6ポンド(3kg弱)で、危険な場所に物資を運んだり狭いところで上方に移動する、などの目的に使用できる。GPS付きのため、危険な場所での捜索活動などにも利用可能だ。

こうした小型の飛行可能機械については、軍、民間双方からの需要があった、という。特に軍隊では、ビデオカメラを据え付けて上空からの情報を得る、などの目的に使われる、という。オビワンの価格は1万4995ドル。

同社ではこのほか、「ドラゴンフライ」「スプリングテイル」と名付けられた有人(1人用)の空飛ぶクルマの開発も行っている。以前には4人乗りの空飛ぶクルマの実験飛行を行った実績もあり、未来の空中ハイウェイをこうしたクルマが飛び交う、というビジョンに向かって着実に進んでいるようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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