いすゞ「みまもりくん」、全メーカーに適用拡大

自動車 テクノロジー ITS
いすゞ「みまもりくん」、全メーカーに適用拡大
いすゞ「みまもりくん」、全メーカーに適用拡大 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車は8日から「みまもりくんオンラインサービス」の適用範囲を国内全メーカーの商用車に拡大した。

「みまもりくん」は商用車用テレマティクスで、パケット通信網とインターネットを活用し、車両からの運行データを「みまもりセンター」に収集、解析し、リアルタイムに車両の運行情報(燃費、CO2、NOx、PMの排出量、位置情報、ドライバーの運転操作情報など)を提供するシステム。

2004年2月にいすゞの大型トラック『ギガ』を対象にサービスを開始し、今年2月には中型トラック『フォワード』、小型トラック『エルフ』まで適用範囲を拡大してきた。それを今回、あたらに開発した「みまもりコンバーター」によって、国内全メーカーの商用車に導入が可能になったのだ。

開発責任者である同社ソフトビジネス推進部の小美濃洋部長によれば、「このシステムをうまく活用してもらえれば、15−20%燃費が向上します」とのことで、運送会社の間で話題になっているそうだ。

もちろん、売れ行きも好調で、「供給が需要に追いつかない状況」と小美濃部長はうれしい悲鳴をあげている。

また、この「みまもりくん」は第2回エコプラダクツ大賞のエコサービス部門で国土交通大臣賞を受賞し、15日から開催される「エコプロダクツ2005」で表彰されることになっている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る