直前横断に気がつかず、バスが女性をはねる

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5日早朝、神奈川県横浜市港北区内の県道で、回送中の路線バスが直前横断を行ったとみられる62歳の女性をはねる事故が起きた。女性は近くの病院に収容されたが、下半身などをひかれて死亡している。

神奈川県警・港北署によると、事故が起きたのは5日の午前6時45分ごろ。横浜市港北区高田西2丁目付近の県道で、路線バスを運転していた52歳の男性が床下から異音が響くことに気づき、停車して車外を点検したところ、後方の路上に女性が倒れていることに気づいた。女性は近くの病院に収容されたが、下半身をバスに踏まれた状態となっており、間もなく死亡した。その後、現場近くに住む62歳の女性であることが判明している。

警察では業務上過失傷害容疑でバスの運転手から事情を聞いている。当時このバスは信号待ちで停車したが、青信号に変わって加速を開始した直後、後方から異音が響いたという。バスは回送中で客が乗っておらず、そのために微細な音が聞き取れたようだ。

事故の状況から、警察では死亡した女性が信号が変わる直前に横断を強行。死角に入った際、それに気がつかずに運転手が発進させたバスと接触して転倒。その直後に後輪で踏まれたものとみている。

《石田真一》

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